2012/12/18

『お買いもの中毒な私!』(Confessions of a Shopaholic).2009


笑いたい時に選ぶ1本。キュンとなる、とても可愛い映画です。衣装を、『SEX and theCITY』『プラダを着た悪魔』などを手掛けたスタイリスト、パトリシア・フィールドが担当しているのもみどころです。とにかくカラフル!

ファッション大好き♪ショッピングのしすぎでクレジットカード借金地獄に陥ってしまっているレベッカ(アイラ・フィッシャー)。ファッション誌で働くことが夢。求人への応募をきっかけに、他の雑誌(畑違いの金融誌)の記者に採用されたものの・・・。

アイラ・フィッシャーの出世作。彼女の魅力が存分に活かされています。
25歳のレベッカ役を実年齢33歳で演じているのですが、違和感はほとんど感じません。すごい美人さんとかではないのですが、にじみ出る可愛らしい魅力は人柄の良さからくるもののような気がします。本当にぴったり、当たり役です。
ちなみに彼女、実生活ではサシャ・バロン・コーエンと結婚しています。『ディクテーター 身元不明でニューヨーク』『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習 』(←くだらなくて大笑い、こちらもオススメ)に主演のコメディアンの彼です。キュートな彼女とコメディアンの彼、役柄の印象からではありますが、楽しそうな夫婦(夫婦漫才的なもの)だろうなぁと勝手な想像が膨らみます。

もとい、
靴に対する熱い思いを語ったレポート(お買い物で培った経験をフル活用して、何百ドルもするブランド靴の価値を、その靴の素晴らしさ、人生がどれだけ豊かになるかという着眼で力説→Priceless!お金では買えない価値があるw)で金融雑誌へ採用されてしまうという展開、なかなか無理やりのようで結構上手い。レベッカのダメ女子っぷりを描きつつ、クレジットカード(借金)社会であるアメリカの実情を皮肉ったテーマをちりばめ、ファッションも恋もと色々詰め込んだ中で、きちんと最後にはタダでは起きないアメリカらしいなぁというオチをつけてくれて、観ていてスッキリします。


Luke; Did you just type "good engles on APRs' into Google?"

Rebecca; ・・・Yes,I Googled.

イケメンの金融雑誌編集長(雑誌社の御曹司であることはヒミツ)、ルーク(ヒュー・ダンシー)との掛け合いも面白い!ルークに、「独自の視点」が足りないと指摘されると、グーグルで「独自の視点」を検索しちゃうレベッカ・・・。

可愛い笑えるエピソードが盛り沢山。

カラフルな映像をみると元気になれる!笑いたい時に♪

アクの強い出演者の顔ぶれもなかなか。
【出演】
レベッカ:アイラ・フィッシャー(スクービー・ドゥー)
ルーク:ヒュー・ダンシー(スリーピング・ディクショナリー)
スーズ:クリステン・リッター(幸せになるための27のドレス)
レベッカ父:ジョン・グッドマン (コヨーテアグリー、アーティスト)
レベッカ母:ジョーン・キューザック(ハイ・フィデリティ)